Virtual SAN 6.2 がリリースされるまでは、データを保護するためには RAID-1 (ミラーリング) を利用するしかありませんでした。耐障害性を 1 ホストとするならば、2 倍の容量が必要でした。耐障害性を 2, 3 ホストと増やすと、必要な容量が 3, 4 倍となりかなりの容量が必要となってしまいました。

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前回のエントリー で Virtual SAN の重複排除と圧縮の機能を取り上げました。これらの機能と Virtual SAN の仮想マシン ストレージ ポリシー ルールの一つである「オブジェクト スペースの予約 (Object Space Reservation)」 の組み合わせは、少し特異なためこのエントリーに纏めます。

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Virutal SAN 6.2 で重複排除と圧縮がサポートされました。ようやくといった感もありますが、フラッシュデバイスの価格の下落具合を鑑みるとそれなりに適切なタイミングだったのではないかと思います。性能とトレンドを考慮して 重複排除と圧縮は All Flash 構成の Virtual SAN でのみサポートされます。

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Onyx for the Web Client

Flings と Onyx

VMware R&D で開発された製品予備軍や社員による便利ツールを提供するサイトとして Flings があります。すでに運用されて 6 年以上経つので、掲載されているソフトウェアも相当な数に上っています。中でも vSphere Client で行った操作を PowerCLI、vRealize Orchestrator Script として出力する Onyx は、日本でもかなりの数のユーザーが利用していたのではないかと思います。

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はじめに

このエントリでは、最新の Photon Controller のソースコードからビルドした devbox を使い、仮想マシンをデプロイ出来るようにするところまでの手順を示します。あくまで “できるようにする” ための Dirty Hack 的な手順もありますので、Github 上の Wiki に “まともな” 手順が掲載された場合には、そちらを参照してください。

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over a Radler

20+ years IT infrastructure engineer, specialized for virtualization, cloud and modernized platform

Staff Technical Alliance Manager

Tokyo, Japan