はじめに
このエントリでは、最新の Photon Controller のソースコードからビルドした devbox を使い、仮想マシンをデプロイ出来るようにするところまでの手順を示します。あくまで “できるようにする” ための Dirty Hack 的な手順もありますので、Github 上の Wiki に “まともな” 手順が掲載された場合には、そちらを参照してください。
このエントリでは、最新の Photon Controller のソースコードからビルドした devbox を使い、仮想マシンをデプロイ出来るようにするところまでの手順を示します。あくまで “できるようにする” ための Dirty Hack 的な手順もありますので、Github 上の Wiki に “まともな” 手順が掲載された場合には、そちらを参照してください。
Insight of ~ ではなく Insight into ~ が普通の言い回し.. Orz
Photon Controller の Getting Started Guide には VMware Fusion 向けの Photon Controller 全部入りアプライアンスのダウンロードリンクがあります。しかしながら、このアプライアンスに含まれている Photon Controller は Github 上で公開されているコードよりも古いものであり、すでに公開されて 2 ヶ月が経とうとしている Photon Controller の現在の master からは別物になってきています。
Photon Controller の Devbox をビルドし、ESXi と連携させるまでには結構長い道のりになります。現状 Beta かつ、まだ始まったばかりの OSS ということもあり、ドキュメントが充実しているとは言いがたい状況です。このためその長い道程におけるトラブルシューティングの基本は、ログ解析と各種ソースコードとなってきます。
昨年の vmworld で発表になった Photon Controller は、同じく昨年の DockerCon EU で OSS 化が実現され、現在 Github 上でソースコードが公開されています。また、VMware Fusion/Workstation で試すことが出来る仮想アプライアンスも提供されているので、直ぐにでも試すことが出来ます。すでに記事もいくつか見つけることが出来ます。
昨日 Photon Controller が公開されましたが、Java、Python、Ruby など様々な言語を使っている上にモジュールも多数あるため、ソースコードを閲覧するにも統合開発環境の方が閲覧が楽になります。開発チームも Intellij IDEA を使っているので、読む側も、是非 Intellij IDEA で見ましょう。