はじめに
VMware の Hardware Compatibility List (HCL) はかなり大量なデータとなってきています。某 EMC 社の接続ガイドには及ばないまでもそれはもうかなりの量です。また、Virtual SAN では、SCSI Controller、NVMe デバイス、SSD、HDD といった各コンポーネントの認証もあり、さらに HCL を複雑にしています。
VMware の Hardware Compatibility List (HCL) はかなり大量なデータとなってきています。某 EMC 社の接続ガイドには及ばないまでもそれはもうかなりの量です。また、Virtual SAN では、SCSI Controller、NVMe デバイス、SSD、HDD といった各コンポーネントの認証もあり、さらに HCL を複雑にしています。
vSphere 6 で追加されたストレージの新機能の一つに Virtual Volumes (VVols) があります。この Virtual Volumes は特に Block Storage (FC, iSCSI) にとって非常に良いインパクトを与える機能となっています。一つの LUN に複数の VM の仮想ディスクが格納される仮想環境は、LUN という粒度でしかデータを扱えない Block Storage にとって永く歯がゆいモノでした。
Software-Defined Network (SDN) に始まった Software-Defined という言葉が、そろそろ Buzz り始めた感があるので、現在もっともカオスになりつつある Software-Defined Storage について自分なりに整理してみます。