先日、無事 vSphere 6.5 がリリースされました。
vCenter Server Appliance (VCSA) 6 を VMware Fusion や ESXi に直接 OVF デプロイすると、OVF パラメータを入力できず First Boot の諸設定が行われず、結果腐った vCenter Server ができあがります。通常 ESXi にデプロイする場合は、HTML インストーラーから ovftool を経由し各種 OVF パラメーターを含めてデプロイするので問題ありません。しかし、手元の VMware Fusion にデプロイする場合は、OVF パラメーターを設定できず残念な vCenter Server が量産されてしまいます。
前回のエントリでは vMotion の歴史を機能を元に振り返りました。今後数回のエントリでは各機能を少し細かく見てみます。
vmworld 2015 US の中でも感慨深いセッションがあったので、その内容について自分なりに調べ直してみます。
まとめ
- このエントリは Embedded (PSC: Platform Service Controller と vCenter Server が同居) のケースを取り扱う
- 仮想アプライアンス版 vCenter Server 6.0 の OVA ファイルの実体は ISO ファイル VMware-VCSA-all-6.0.0-xxxxxxx.iso の中の VMware VCSA¥vcsa¥vmware-vcsa
- ovftool.exe を使って vmware-vcsa がデプロイされる
- 既存の vCenter Server にvmware-vcsa をデプロイする際は、デプロイ方式に従った OVF パラメータのみを入力すれば良い
- ドキュメントに記述がないので転んでも泣かない
ホスト プロファイルは ESXi ホストの構成に変更がないかどうかを確認したり、それなりの数の ESXi ホスト構築しなければならないときに非常に便利な機能です。
しかしながら、ローカルデバイスの扱いがイマイチだったり癖の強い機能だったりもします。今回 家ラボ更新中に KB にも出ている問題に遭遇したので、まとめてみます。また、vForum に備えて動画編集の練習も兼ねてみました。