はじめに

手元の Windows 10 で Opengrok を動かす必要が出てきたため、恒常的に利用するため VMware Workstation で Ubuntu の仮想マシンを作成したのち自動起動の設定を行います。Windows の Tomcat で Opengrok を動かすことも考えましたが、Opengrok 1.1 ではコマンドが Python スクリプト化され、そのスクリプトで import されている resource パッケージが Unix 依存という状態なので素直に仮想マシンの Ubuntu に頼ります。Windows Subsystem for Linux も考えましたが、最近バックグラウンド プロセスに対応したばかりなのと不要などハマリを割けるためオーソドックスに行きます。

共有仮想マシン

VMware Workstation では、仮想マシンを共有仮想マシンとすることで、リモート (ホストの外部) からその仮想マシンを操作することができます。仮想マシンをホストの起動と同時に自動起動させたい場合は、仮想マシンを共有仮想マシンにする必要があります。

手順

  1. 仮想マシンを「マイ コンピューター」にて作成
  2. Ubuntu などお好みの Linux をインストール
  3. 仮想マシンを「共有仮想マシン」へドラッグ アンド ドロップする
  4. 「共有仮想マシン」をクリック
  5. 「仮想マシンの電源操作を管理」をクリック

  6. 対象の仮想マシンの「自動起動」をチェック

  7. 「OK」をクリック

参考

VMware Workstation Pro 14 ドキュメント > VMware Workstation Pro の仕様 > リモート接続の使用と仮想マシンの共有 > 共有およびリモート ホストでの仮想マシンの電源操作の管理