先日 vSphere 5.5 update 2 がリリースされました。様々な修正、機能の追加などありましたが、一番身近な修正はコレではないでしょうか。

  • 仮想 HW バージョン 10 の仮想マシンを、全項目ではないが vSphere Client (C#) で編集できる

すでにアップグレードされた方はご存じかも知れませんが、すでに vSphere Client がインストールされている環境でアップグレードすると、以下のエラーがでてアップグレードすることができません。

これは Release Notes でも既に言及されている内容で、Non-English OS ではアンインストール➡インストールの手順を踏むことで回避することが出来ます。

Upgrading Windows vSphere Client on non-English systems might fail
The Windows vSphere Client 5.5 Update 2 installer reports an Internal Error 2229 error when performing an upgrade of an existing installation on non-English systems.
Workaround: To resolve this issue, uninstall the existing vSphere Client 5.5 before installing vSphere Client 5.5 Update 2.

仮想 HW バージョン10 の仮想マシンの仮想マシンを編集する際に、以下のような警告が表示されます。より詳細なパラメーターを編集したい場合には、従来通り vSphere Web Client から行う必要があります。