この記事は Nicolas Vibert 氏のブログ VMC for full DC Evacuation の翻訳です。 翻訳の一覧はこちら

おそらく今日最もポピュラーな VMware Cloud on AWS のユースケースです。データセンターで稼働する全てのアプリケーションをリフト&シフトで、改変無しに VMware Cloud on AWS へ移行させるのです。AWS はこの移行戦略を「リホスト」としています。(詳細はこちら)

何故お客様はこのようなことをするのでしょうか?VMware の既存の経験を活用し、アプリケーションと運用モデルをを変えることなく、クラウドへの移行を加速することを可能にするからです。

ここではスピードは重要な要素です。MIT の事例と彼らが 96 時間で 300 VM を移行したのは、何も珍しい話ではありません。

アーキテクチャー

上の図のようなこのシナリオでは、VMware Cloud on AWS へ全てのアプリケーションを移行させています。Active Directory や DNS といった共通のサービスもクラウドへ移行させています。

全てのプラットフォーム(仮想環境と物理環境)が移行されています。(必要な場合は仮想化します)

この移行のためのネットワーキングツールとして HCX があります。(インターネット越し、Direct Connect 越しの何れも対応しています)