まとめ

  • PowerPoint for Mac (16.17 (180909)) にて起動の度に AutoRecovery ファイルが開いてしまい煩わしい
  • PowerPoint は /Users/${username}/Library/Containers/com.microsoft.Powerpoint/Data/Library/Preferences/AutoRecovery 配下にあるファイルを起動時に開いてしまう。
  • 上記フォルダ配下のファイルを削除すれば、以後 起動時に AutoRecovery でファイルを開かなくなる
  • 上記フォルダはデフォルトでは 10 分おきにファイルが作成される (らしい)

症状

Mac の電池切れや、PowerPoint の強制終了を幾度か行ったところ、いつの頃からか、PowerPoint を起動する度に AutoRecovery ファイルを開くようになってしまいました。さらに厄介なことに AutoRecovery されたファイルを別の場所に保存しても、この AutoRecovery が止まりませんでした。

AutoRecovery File?

Recovery files in Office for Mac によると、Word の場合、/Users//Library/Containers/com.microsoft.Word/Data/Library/Preferences/AutoRecovery というフォルダにデフォルトで 10 分おきにファイルが保存されるらしい。PowerPoint の場合は、以下のフォルダとなります。/Users/${username}/Library/Containers/com.microsoft.Powerpoint/Data/Library/Preferences/AutoRecovery

このフォルダ配下のファイルが毎回 Recovery を試みようとするファイルだったことを確認し、PowerPoint の終了させた上でファイルを削除します。PowerPoint を起動すると、無事 AutoRecovery が発動しませんでした。

しかし「環境設定」-「保存」-「自動回復用データを保存する」を 3 分として、ファイル編集後 10 分待っても Recovery File が現れない。他にも条件があるのかもしれないのと、PowerPoint 職人になるわけでもなく、問題も解決してしまったので今回はここまでとします。