残念ながら、敗北の備忘録。

Isilon Virtual Nodes を ESXi にデプロイできたので、利便性を高めるために VMware Tools の導入にトライしてみました。利便性といっても、vSphere Web Client や vCenter Orchestrator から Graceful Shutdown させる程度の話です。

  1. Isilon OneFS は FreeBSD 由来なので、FreeBSD 向けの VMware Tools を使えるのではないか ?
  2. freebsd.iso から vmware-freebsd-tools.tar.gz を展開し、"./vmware-install.pl -d" でインストール。あえなくスクリプトエラー。
  3. vmware-install.pl を改造しエラーをなくすも、“こんな OS しらね” と連れなく Exit される
  4. 使いたいのは vmtoolsd だけなので、ファイルコピーでインストールできないか模索。
  5. ’ldd vmtoolsd’  を実行し、ダイナミック リンク対象が揃うまで必要なライブラリを /usr/lib へコピー。
  6. vmtoolsd を実行するも version LIBTHREAD_1_0 がない!とのエラー。
  7. 最後の手段として、open-vm-tools をダウンロードし、ソースからビルドしようと試みる。
  8. 数行追加して aclocal/autoheader/automake/autoconf のコンボを実行し configure を生成
  9. /lib/cpp sanity check エラーで configure が止まる。config.log をみると limits.h がないのでエラーとなっている模様。
  10. ‘find / | grep limits.h’ を実行してみるも、OneFS には limits.h がないことが発覚。<= イマココ

FreeBSD 由来の NetApp Simulator は vmware-tools が入っているので、不可能ではないと思われるのだが…。自力で vmtoolsd に必要な Makefile を自力で書き上げるか…。一晩寝た後に考えてみることとします。